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ポジフィルムを整理してたら、10年以上前にフィルムメラで撮影したピグミーシーホースの写真が出てきました。
懐かしいな〜〜〜。
当たり前ですが、あの頃はフィルムの枚数分撮ったら終わりで、フィルム代が36枚で約1,000円、現像に1,000円、プリントにも1枚100円以上お金がかかる上に、現像が上がるまでピントや露出が当ってるのか?背景がどんな風になってるのかも分からない時代でした。
じっくりじっくり考えて。。大切にシャッターを切って・・・ 夕方急いで街へ現像に持って行き、、、翌日に取りに行って、、 家に帰るまでガマンできずに車の中でガラス越しにポジを見ていたな〜〜〜〜。
「お!いいのあるじゃん!」、、と思って、ウキウキで家に帰ってルーペで拡大してみてみたら、、、ピントが甘かったりして、、、その時はそれが普通だったけど、今から考えるととても不便な環境だったのですね(^^)
でも、その頃の緊張感を持って大切に写していた経験って、実は財産なのかもしれませんね。
そしてフィルムカメラはデジタルには無い良い点もあって、フィルム写真の画質はカメラの性能ではなく、レンズで決まっていたので、 新しい機種モデルが出てもあまりうらやましがる必要は無かったんです。
僕は確か、、1996年から2008年まで12年間、NewEosKiss1台を替えること無く使ってました。
今も昔も、写真は楽し〜〜〜(^O^)/
カメラ・レンズ Canon NewEos-kiss EF100mmマクロ+ケンコー2倍テレコン
フィルム RDP
光源 INON Z22
データ F;8 SS;1/90 トリミング無し
島在住のゲストさん撮影のチゴベニハゼがホバリングした瞬間です。
たくさんいるハゼなのですが、飛んだ瞬間を撮るのは至難の業なんです。
背景の色とボケ具合がステキですね~。
NikonD800 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm
F原さん撮影のハマクマノミ幼魚。
色が抜けたイソギンチャクが緑色でとってもキレイでした。
イソギンチャクの白化原因はこの夏の高水温だと思われますが、もう水温は適温まで下がったので、ゆっくり元の色に戻っていくことでしょう。
2ヶ月間くらいはこの状態を楽しめそうです。
古今東西、いつでも大人気のホムラハゼです。
その昔、和名が付く前はスパイクフィンゴビーなんてかっこいい英名で呼ばれていましたね。
暗い場所を好んで住んでいるので、見つかるのは小さな穴か、ガレや岩の下なのですが、
個体数が少ないので、リクエストを受けても応えられるのは年に1回あるかないか・・・(笑)
最短まで寄っているので、F11まで絞っても顔付近だけのピントになりました。
カメラ・レンズ NikonD300s AI-AF MICRO NIKKOR 105mm
光源 INON-D2000☓2
データ F;11 SS;1/200
ご夫妻でダイビング&水中写真を楽しまれているI井さん撮影のヤドカリの仲間。
入っている貝殻の形がとてもステキだったので写していただいたのですが、
実はヤドカリ本体の大きさは米粒の半分。。。
肉眼では「なんか赤いヤドカリのような・・・」、、と言う感じでした。
写真に撮って頂いて初めて「お!貝殻だけでなくヤドカリもキレイじゃん」と思ったくらいです。
、、で見たこと無いヤドカリだったので、伊豆大島のヤドカリガイドさんに聞いてみたのですが、結局分かりませんでした。
また逢いたいのですが、この時以来このヤドカリには出会っていません。
前回に引き続きO谷さん撮影のニセネッタイスズメダイ幼魚です。
もうこの幼魚の「旬」は終わりましたので、今年一番「いいな~」と思った写真をチョイスしました。
このスズメダイ、5m~25m位の水深に生息しているのですが、浅場で絞り開放で背景をボカして撮ろうとした場合、 石垣のような明るい海ですと太陽光の明るさに負けてしまい、、 SSを最速の1/250にしても、ISOを100まで下げても。。 それでも白く飛んでしまいます。
なので、開放で良い色にするには浅場では曇りや雨の日に「がんばる」か、または日陰や、ちょっと水深を落としたやや暗め場所にいる子を写さなければなりません。
この子は水深20mで写して頂きました。
最近発表されたNikonD810は常用感度が64まで使えるようになりましたね。
こちらのような浅場が明るい海では64まで使えるのはとても有利ですね。
撮影機材 Nikon D800 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm
春から秋、、今ぐらいの季節までフォトはダイバーさんを楽しませ、困らせ、翻弄してくれたルリホシスズメダイの幼魚。 この夏、次期社長こと、O谷さんが綺麗に撮ってくれました。
できるだけ背景をボカしたいので絞りを開けたいのですが、そうすると石垣の明るい海では太陽光に負けてしまい、シャッターを最速にして、ISO値を100まで下げても白く飛んでしまいます。
なので、同じ絞り値でも、より背景がボケるフルサイズ機が重宝しますね。
O谷様撮影 NikonD800 105mm
毎年今の季節になると現れるハナミノカサゴの幼魚です。
可愛いのは大きさ10cm位までですね。 この子は3cm位の子でした。
この時、カメラはレンタルに出していたのですが、そのゲストさんが上がった後に、こっそり使って写してしまいました(笑)
後ろのイタボイやカイメンが良い具合にボケてくれました。
初夏に来られる方はこんなかわいい子に出会えるチャンス大ですよ〜(^^)
カメラ・レンズ NikonD300s AI-AF MICRO NIKKOR 105mm
光源 D-2000×1
データ F;8 SS;1/250