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砂地の小さな根やガレ場でちょくちょく見られるバイオレットボクサーシュリンプです。
完全な大人よりも子供の方が紫色が薄くて綺麗だと思ってるのですが、子供は単体が多くて、なかなかペアでは見つからないので、カメラ持ってる時にこのペアに出会えてラッキ〜でした。
図鑑に載っているようなハサミから尻尾までカッチリとピント合わせている写真よりも、目とハサミ以外はボケててもいいから背景をスッキリさせたかったので、最短のF5.6で撮りました。 奥の個体はちょっとピントが甘いんですけどね(^^ゞ
カメラ・レンズ NikonD800 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源 S2000☓2
データ F;5.6 SS;1/250 IS0100
みんなからセレブと呼ばれているさとこさん撮影のコブシメです。
毎年3月〜4月にかけてコブシメたちが浅場に上がってきて産卵行動を行う間場所があります。
上の写真はオス同士のケンカ。 普段ならダイバーを見るとすぐに逃げていってしまうコブシメですが、ダイバーのことなどお構いなしにメスの争奪戦を繰り広げます。
その後、上記作品は第49回キヤノンフォトコンテストのネイチャー部門で「推薦」に入賞されました。
「推薦」と言うと、、、ベスト8です。 2万点を超える応募からのベスト8ですので、凄いことです!!
おめでとうございます!!\(^o^)/
これはメスの産卵風景。 なんだかちょっと寂しそうな雰囲気の写真ですね。
ブリーフィングで「コブシメたちは産卵を終えるとみんな死んでしまうんですよ」、、と言っておいたのですが、それを踏まえてちょっと引いた画と背景は暗めの紺色で、その最後の営みの雰囲気を出していますね。
アフロヘアみたいなカイメンを被っているカイカムリの仲間です。
ちょっと浮いたようなガレの裏や洞窟の中でたまに見つかります。
よく「これってヤドカリの仲間ですか?」と尋ねられるのですが、カイカムリはカニの仲間です。
ヤドカリのようにお尻を背負うモノの中に入れるのではなく、カイカムリの仲間は背中に背負ってます。
そして被り物が落ちたり飛んでいってしまわないように、ハサミを除いて8本ある脚の内の4本を使って持ってるんです。
なので横から見ると地面に着いている脚は4本ですね。
波がキツくて飛ばされそうになった時、ヅラを離して裸になるか? 地面を離して自分も飛んで行くか?
究極の選択を迫られる訳ですね(^^ゞ
そう言えば、ここ最近よくブログに登場するコックさんのカイカムリも同じ種類だと思います。
湾内の深い所で、、、見慣れないというか、初めて見る綺麗に輝くウミウシを見つけました。
いや、スタッフツヨシが見つけました(笑)
ウミウシに愛がない僕はほとんどの場合ウミウシはスルーするんですが(笑)、本当に綺麗だったので珍しくカメラを向けて写真に撮りましたが、、いかんせん「愛」がないので(^^ゞ どう撮ればよいか全然イメージが湧きません。
眼があることも、撮った後に気付きました(なので、ピンが眼に来ていない)
しかし綺麗なオレンジ色だな〜〜。
「輝く」と言っても良いくらいに本当に綺麗に発色していたので、試しにUVライト(いわゆるブラックライト)を当ててみると。。。
こりゃすごい〜! 綺麗なオレンジ色に発光しました。
カメラ・レンズ NikonD800 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源 UV-LED375-41
データ F;9 SS;1/40 IS0800
ちなみにライトはこれです。
日亜化学製紫外線LED41灯使用 UV-LED375-41
このライトを水の箱さん特注のアクリル製ハウジングに入れて水中に持って入りました。
普通のアクリルは紫外線を通さないので、光源面は紫外線を通す特殊なアクリル板を買って作成をお願いしました。
その特殊なアクリル板。。。 1m四方の大きさで買ったのに、使ったのは10cm四方なので、沢山余ってます(笑) 欲しい方はご相談下さい。
ニセリーゼントと言うコードネーム(笑)が付いたニセヘビギンポ属の一種です。
沖縄本島や屋久島で「リーゼントヘビ」と呼ばれているヘビギンポの仲間が観察されているのですが、 一昨年、石垣島でもそれを探してみようと、怪しい環境で岩肌を舐めるように探していた時にこのヘビギンポを見つけました。
詳しい人に聞いてみると、第一背ビレの形状から「ニセヘビギンポ属の一種」には間違いないが、それ以上はよく分からないとのことでした。
リーゼントヘビみたいな伸びた背ビレでニセヘビギンポ属なので、コードネームは「ニセリーゼント」。
残念ながら目的のリーゼントヘビでは無かったものの、うれしい発見のお魚でした。
カメラ・レンズ Canon EOS Kiss Digital X EF100mmマクロ
光源 D-2000×2
データ F;13 SS;1/200
数年前に写したクダゴンベです。
石垣島にもクダゴンベは居るのですが、結構深い場所に居ることが多く、
この子も水深35mで撮影しました。
クダゴンベは温帯〜熱帯の海に広く生息しているので、他では撮れないシチュエーションのクダゴンベを探していた時に、局地的にしか見ない薄ピンクの綺麗なウチワに住んでいるのを見つけました。
できるだけ明るく撮りたかったのですが、当時のカメラはEos20D。
感度を上げるとノイズが入るので、ISO感度は100のまま、シャッター速度を1/50まで落として写しました。
足場が悪かったので、体の固定が大変でしたね〜〜。
カメラ・レンズ CanonEos20D EF100mmマクロ
光源 D-2000×2
データ F;2.8 SS;1/50
主婦ダイバーのO神さん撮影のゼブラハゼ。
普通、ゼブラハゼは広めの岩盤地帯に好んで住み、行動範囲が結構広い上に臆病ですぐに引込ので、近寄って撮るのはかなり困難なハゼなのですが、、 ここのゼブラハゼはハマサンゴの根の上に住んでいるので、遠くへ逃げて行かない上になかなか引っ込まないので、比較的撮影はし易いのです。
、、、しかし。。なかなかヒレを開きません。
粘って粘って、、、ヒレ開きをゲット\(^o^)/です。
CanonEos7D EF100mm F2.8L IS USM