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エビ好きにはたまらないレア物のエビさん。石垣島水中生物写真・アーレイボクサーシュリンプ(Stenops earlei)です。
オトヒメエビの仲間ではかなり暗い場所を好む種なので、普通のダイビングをしていたらまずお目にかかることは出来ないエビです。
探す場合はガレ場の半分以上めり込んだような大きめの岩やガレをガサッと持ち上げて、その裏側を探します。
見つけたばかりの頃(2006年ごろ)は、あまり深く考えずにじゃんじゃん岩を持ち上げて探していましたが、よくよく考えるとその岩はちゃんと元には戻せなく、、環境に与える負荷があまりに大きいので、今は探さずに岩を使ってお家を作っておいて、入ってくれるのを待つようにしています。
アーレイの中では最もオーソドックスなカラー。
体の赤いVラインが一番の特徴です。 若い頃はハサミは白っぽい個体が多い。
こちらはハサミが赤のバージョン。 老成の個体は全てハサミが赤い。
そしてこれは大きさ約1cmのまだ子供。
ハサミだけでなく、体全体が透明っぽい感じですね。 でも赤のVラインはしっかり出てます。
子供の特徴はハサミの先の方に赤いラインがはいります。
ここまで小さいのは数年に1匹居付くかどうか。。。です。
5年ほど前の写真です。
深場の砂地で見慣れないエビがミナミホタテウミヘビのクリーニングをしていたので、「なんだろう?」、、と思い撮影しました。
専門家に聞いてみたところ、アカホシカクレエビの仲間でまだ和名が付いていない「Ancylomenes kuboi」であると回答がありました。
このエビ、クリーニングシュリンプにしてはよく泳ぐエビで、撮影しようとすると魚からす〜〜っと離れて、どんどん遠くへ行ってしまいます。 なんとか魚とのセットで撮りたかったので、日を改めてチャレンジし、かなり慎重に近寄りました。
撮影地 大崎
カメラ・レンズ CanonEos20D EF100mmマクロ
光源 D-2000×2
データ F;5.6 SS;1/200
コンデジ時代からのリピーターさん、「ハニー」さんが撮影したかわいいヤドカリです。
最近は全国のダイビングサービスで「ハニー」の名前が売れてきたらしく、
どこかに潜りに行った先でも「あなたがあのハニーさんなんです!」
、、と言われて照れることもしばしばらしいです(笑)
このヤドカリは比較的頻繁に見られるカザリサンゴヤドカリです。
子供の頃は眼がキラキラでとてもかわいいんです。
ちょっと首をかしげたような姿勢がまたイイ感じですね。