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どこが笑ってるんだか? ワライヤドリエビ。
以前はどこのポイントでも見られていましたが、2010年〜2012年のオニヒトデ大発生時に、ホストのサンゴが壊滅的に食べられてしまって、最近はすっかり少なくなって、ヤクシマカクレエビよりもレア物になってしまいました(^^ゞ
左の大きい方がメスで右の小さい方がオスです。
砂地の小さな根やガレ場でちょくちょく見られるバイオレットボクサーシュリンプです。
完全な大人よりも子供の方が紫色が薄くて綺麗だと思ってるのですが、子供は単体が多くて、なかなかペアでは見つからないので、カメラ持ってる時にこのペアに出会えてラッキ〜でした。
図鑑に載っているようなハサミから尻尾までカッチリとピント合わせている写真よりも、目とハサミ以外はボケててもいいから背景をスッキリさせたかったので、最短のF5.6で撮りました。 奥の個体はちょっとピントが甘いんですけどね(^^ゞ
カメラ・レンズ NikonD800 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G
光源 S2000☓2
データ F;5.6 SS;1/250 IS0100
アフロヘアみたいなカイメンを被っているカイカムリの仲間です。
ちょっと浮いたようなガレの裏や洞窟の中でたまに見つかります。
よく「これってヤドカリの仲間ですか?」と尋ねられるのですが、カイカムリはカニの仲間です。
ヤドカリのようにお尻を背負うモノの中に入れるのではなく、カイカムリの仲間は背中に背負ってます。
そして被り物が落ちたり飛んでいってしまわないように、ハサミを除いて8本ある脚の内の4本を使って持ってるんです。
なので横から見ると地面に着いている脚は4本ですね。
波がキツくて飛ばされそうになった時、ヅラを離して裸になるか? 地面を離して自分も飛んで行くか?
究極の選択を迫られる訳ですね(^^ゞ
そう言えば、ここ最近よくブログに登場するコックさんのカイカムリも同じ種類だと思います。
2015年1月25日(日) 気温;23~17℃ 水温;22℃ 風向;南東 波;潜る場所→やや有 外海→やや有 |
昨日からちょいと用事があって沖縄本島に来ています。
せっかくなので潜ろうと思って、今日はお友達ショップさんに案内してもらって潜ってきました。
お世話になったのはドルフィンキックさん。
那覇にマンションを買って毎週のように通っているドルフィンキックのダイヤモンド会員さん、そしてウチのダイヤモンド会員ことまつくんさんや、甲殻類の巨匠カラッパさん、そして水中カメラマンの長田さんも一緒に楽しく潜ってきました。
僕ちゃんは八重山以外の海で潜るのは約15年ぶり。
完全遊びで、フォト派ダイバーになってきました。
通称ホワイトハンド。
ペアで紹介してもらいました。 なかなか並ばない(^^♪
Acanthanas pusillus 小さなエビです。
たまに石垣でも見ますが、写すのは初めてだな〜。 紫とか紅白とか、色々なカラーバリエーションがあるんです。
オキナワイトヒキヤドカリ。 石垣ではほとんど見かけません。
エイリアン。。。(笑) ムンナ科の一種かな?
めちゃ怪獣でした(^^)
ご一緒した皆さん、ありがとうございました!!
明日は用事の本番です。
イエローハットのカイカムリの仲間。
ガレの裏や暗い場所に住んでいます。
青色と赤色のホヤを被ったカイカムリの仲間も居るので、3色並んだらすごいでしょうね〜
絶対にムリだろうけど・・・(笑)
カメラ・レンズ NikonD300s AI-AF MICRO NIKKOR 105mm
光源 INON-D2000☓2
データ F;4 SS;1/250
ごく限られた海域のけっこう深い場所でしか見られないよくわからないエビさんです。
海外ではインドネシアでも見つかっていて、ブラックコーラルシュリンプなどとカッコいい呼び方されてます(笑)
このホスト自体あまり見ないものなので、ホストさえあればそこそこの確率で居ついてるのかもしれませんが、石垣島ではこのホスト20群体中、1群体で付いてる、、、程度の確率です。
季節に関係なく年中見られますが、なぜかほとんどリクエストは入りません(笑)
可愛くは無いけど、けっこうかっこいいので、機会があったら是非撮ってみてくださいね〜。
全く逃げないのですが、ホコリが巻き上がりやすい環境なので、お作法が必要です(⌒▽⌒)
ご夫妻でダイビング&水中写真を楽しまれているI井さん撮影のヤドカリの仲間。
入っている貝殻の形がとてもステキだったので写していただいたのですが、
実はヤドカリ本体の大きさは米粒の半分。。。
肉眼では「なんか赤いヤドカリのような・・・」、、と言う感じでした。
写真に撮って頂いて初めて「お!貝殻だけでなくヤドカリもキレイじゃん」と思ったくらいです。
、、で見たこと無いヤドカリだったので、伊豆大島のヤドカリガイドさんに聞いてみたのですが、結局分かりませんでした。
また逢いたいのですが、この時以来このヤドカリには出会っていません。
石垣島の代名詞となりつつある(笑)イエローボクサーシュリンプことオトヒメエビの一種です。(Stenopus zanzibaricus)
このエビの撮影をリクエストされる方のほとんどが、実際見た際に「こんなに小さかったの?」と驚きます。
確かにオトヒメエビを想像しているとびっくりするでしょうね〜(^^)
このエビの大きさはオトヒメエビの5分の1位で、約3cmなんです。
なので、100mmクラスのレンズが最適だと思います。
最初は見ただけで感動するのでとりあえず「撮る」だけになることが多いのですが、慣れてくるとちょっと上目から撮った方がかわいらしい顔になるのと、時折尻尾が開くので、その時に撮るのが良いと思います。
この写真は後ろをボカしたかったので絞りを開放にして撮りました。 図鑑には全く使えない写真ですが、(笑)
カメラ・レンズ CanonEos20D EF100mmマクロ
光源 D-2000×2
データ F;開放 SS;1/250